大腸がんや前立腺がんなどは治療で改善│キャンサー適正治療

医者

前立線がんと転移

食の変化で前立線がんが増えています

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現在の日本人の病死の中でがんは年々増加傾向が続いていますが、その死因として前立線がんは比較的少数です。しかし、歴史的には前立線がんの罹患率は非常に少数だったことを考えると確実に上昇傾向が続いています。統計記録によると太平洋戦争直後には1%以下であった前立線がん患者は高度経済成長を経ると劇的に増え続けて近年中に10%に達すると予測されています。 前立線がんは、従来から欧米諸国で非常に高い発症率であることが知られているため、日本における罹患率の上昇は経済成長に伴う食生活の欧米化が影響していると考えられています。特に脂肪分の高い食事はリスク要因であると考えられているため、予防策として肉食を控える等の食習慣の改善が奨励されています。

骨への転移が多いです

前立腺に発症したがんは、他のがんに比べると進行が遅くて治癒率が高い傾向にあります。しかし、血液やリンパ液によって他の臓器への転移が疑われる際には生存率率が低下するので注意が必要です。他臓器へ転移したがんは、転移性前立線がんと呼ばれて外科手術や放射線治療による根治が難しいため、抗がん剤を活用したがんの進行を抑制することが一般的です。 前立線がん特有の特徴として骨への転移が発生し易いことが挙げられます。そのため、転移が疑われる場合には近隣にある背骨や骨盤等の骨組織に対して骨シンチグラフィと言う検査を行います。骨に転移すると麻痺や痙攣、痛みが現れて骨組織が脆くなって骨折等のリスクが上昇するため、抑制するための処置が必要になります。